株式上場 市場の区分
現在、東京証券取引所には、市場第一部、市場第二部、マザーズ、JASDAQ(スタンダード、グロース)があります。
2022年4月4日よりプライム市場、スタンダード市場、グロース市場に区分の見直しがなされます。



新市場区分のコンセプト
それぞれの新市場区分は、以下のようなコンセプトをもっています。
| プライム 市場 | 多くの機関投資家の投資対象になりうる規模の時価総額(流動性)を持ち、より高いガバナンス水準を備え、投資者との建設的な対話を中心に据えて持続的な成長と中長期的な企業価値の向上にコミットする企業向けの市場 |
| スタンダード市場 | 公開された市場における投資対象として一定の時価総額(流動性)を持ち、上場企業としての基本的なガバナンス水準を備えつつ、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上にコミットする企業向けの市場 |
| グロース 市場 | 高い成長可能性を実現するための事業計画及びその進捗の適時・適切な開示が行われ一定の市場評価が得られる一方、事業実績の観点から相対的にリスクが高い企業向けの市場 |
上場基準
各市場区分のコンセプトに応じて、流動性やコーポレートガバナンスなどに係る定量的、定性的な上場基準が設けられています。
2020年11月より新基準が施行されています。
以下は、形式基準の一部を抜粋したものです。このほかに、株式の譲渡制限、証券代行機関の選定、監査等の共通の基準があります。

また、グロース市場においては、高い成長可能性を実現するための事業計画を有し、投資者の適切な投資判断が可能であることが要求されており、次のいずれにも該当していることが必要とされます。
- 事業計画が合理的に策定されていること。
- 高い成長可能性を有しているとの判断根拠に関する主幹事証券会社の見解が提出されていること。
- 事業計画及び成長可能性に関する事項(ビジネスモデル、市場規模、競争力の源泉、事業上のリスク等)が適切に開示され、上場後も継続的に進捗状況が開示される見込みがあること。
